いのち・がん教育支援

posted in: 主な活動・本 | 0
いのちを大切にする心を育む、がん・小児がん啓発のために

今、いじめ・自殺・虐待・心の病・少年犯罪など、いのちが粗末される出来事が続いています。家族や人との絆も崩れかけています。「子どもたちが、いのちを大切にしてほしい!」。 そう願って、多くの人が「いのちの授業」に取組んでいます。

同時に、「いじめや自殺がなくならない」「死ね、死にたいとの言葉が溢れている」「子どもの心はどうなっているのだろうか?」「いのちの大切さをどう伝えたらよい のだろうか?」「学校現場は超多忙で、いのちの授業をする余裕がない」「みん なは、どうしているのだろうか?」 そんな戸惑い、心揺れる声も聞きます。

いのちを大切にする心を育むために、子どもたちの心に届く、「いのちの授業」づくりがますます求められています。

また、日本人の二人に一人は、がんになる時代です。毎年、新たに約二千~二千五百人の子どもが小児がんになっており、子どもの病死原因の第一位は小児がんです。小児がんの子どもたちは、治療(入院・通院)や経過観察をしつつ、さまざまな困難を抱えながら学校生活をしています。小児がんの子どもにとって、学校に行けることは生きる希望です。

がんが国民病となる中、学校ではがん教育が本格的に始まっています。家庭・学校・地域などにおいて、「がん・小児がん」を正しく理解して、「いのち」を学ぶ取り組みがより一層重要になっています。
特に、学校現場においてその教育実践を根づかせていくことが切に望まれます。

当会では、教育や医療分野で活躍する専門家・実践者・サポーターと連携して、いのちを大切にする心を育み、がん・小児がん啓発のための「いのちの授業」に取組んでいます。

具体的には、①学校や地域での小児がん支援啓発を願う「ゴールドリボン・いのちの授業」の開催。②いのち、がん・小児がん教育のための実践的副教材(冊子、DVD)の制作提供。③「いのち、がん・小児がんを考える本」を学校に届けるプロジェクト、④「いのちの授業」を考えるセミナーの開催(3回シリーズ)。⑤がん・小児がん教育の在り方の提言(厚生労働省がん対策協議会)などです。

「いのちの授業」づくりのヒントは、「なるほど、そうか、やってみよう」と実感できるものばかりです。副教材などは、全て無料・フリーでお使いいただけます。教育現場や地域において、「いのちの授業」と「がん・小児がん支援」の輪が広がることを願います。

詳しくはこちらをご覧ください

▶︎ ゴールドリボン・いのちの授業
▶︎「小児がんを知り いのちの大切さを 学校で学ぼう!」プロジェクト
▶︎「いのち と がん・小児がんの本を 学校に届けよう!」プロジェクト
▶︎「いのちの授業を考えよう!」セミナー(3回シリーズ)
▶︎「がん・小児がんを学ぶ」教育の推進について提言(2019年厚生労働省がん対策推進協議会)


 

いのちの授業 いのちの授業
いのちの授業
いのちの授業

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です