「いのち と がん・小児がん を学ぶ本を学校に届けよう!」プロジェクト(2019年)

プロジェクトの思い

今、いじめ・自殺・虐待・心の病・少年犯罪など、いのちが粗末される出来事が続いています。家族や人との絆も崩れかけています。いのちを大切にする心を育むために、子どもたちの心に届く「いのちの授業」がますます求められています。

また、日本人の二人に一人は、がんになる時代です。毎年、新たに約二千~二千五百人の子どもが小児がんになっており、子どもの病死原因の第一位は小児がんです。小児がんの子どもたちは、治療(入院・通院)や経過観察をしつつ、さまざまな困難を抱えながら学校生活をしています。小児がんの子どもにとって、学校に行けることは生きる希望です。

がんが国民病となる中、学校ではがん教育が本格的に始まっています。家庭・学校・地域などにおいて、「がん・小児がん」を正しく理解して、「いのち」を学ぶ取り組みがより一層重要になっています。特に、学校現場においてその教育実践を根づかせていくことが切に望まれます。

その小さな一助として、「いのち と がん・小児がんを学ぶ」十歳代の子ども向の単行本を出版し学校などに届ける。また、教師向の「いのちの授業」実践セミナーの開催や啓発活動などを、有志の方々とともに草の根の活動として取組んで参ります。

みなさまのお力を賜り、未来を託す子どもたちに、「いのち と がん・小児がん」教育が進み、小児がん支援(ゴールドリボン活動)の輪が広がりますことを願います。

*各界の有志の方々(14名)に、本プロジェクトの呼びかけ人になっていただいています。

▶︎ 呼びかけ文「学校現場での『いのち と がん・小児がんを学ぶ』教育推進のお願い」

*事務局=特定非営利活動法人いのちをバトンタッチする会 (代表 鈴木中人)

主な取り組みテーマ

➀十歳代の子ども向に、「いのち と がん・小児がん」を学ぶ本を出版する。

②本を「いのちの授業」「がん教育」「小児がん支援」などに関わる、全国の教育委員会(都道府県、市)や関係団体(日本対がん協会等)に献本する。

③心ある方にもご購入いただき、その方から地元の学校などに献本してもらう。

④関係するイベントや情報発信を通じて、社会啓発の輪を広げる。

*本プロジェクトには、認定NPO法人ゴールドリボン・ネットワーク様の多大なご支援を賜るとともに、アフラック生命保険会社様、いのちをバトンタッチする会の協賛もいただいています。

本について
タイトル
子どものための「いのちの授業」 小児がんの亡き娘が教えてくれたこと
出版社

致知出版社(2019年3月発行)

著者

鈴木中人
長女を小児がんで亡くした体験をもとに「いのちの授業」「がん教育」「小児がん支援」に取組む。その授業は、全国で三十万人が参加し、小学校道徳の教科書(学研教育みらい)にもなる。現在、いのちをバトンタッチする会代表、公益財団法人がんの子どもを守る会評議員、認定NPO法人人ゴールドリボン・ネットワーク会員、厚生労働省がん対策推進協議会委員など。

内容

六歳までの「いのち」を精いっぱい輝かせた「小児がんの少女と家族」の実話をもとに、十歳代の子どもが、「いのち」「家族」「生死」「どう生きるか」をみつめる一冊です。三十万人が涙した「いのちの授業」の思いを凝縮。十の実話・読みやすい表現・いのちの質問・いのちのメッセージが「いのちの旅」となり、生きる力を芽吹かせてくれます。

がん・小児がんの教育情報も掲載。道徳科・総合的な学習の時間・がん教育・朝の会・課題図書などに活用できます。家庭・地域・職場でも、家族や仲間と読める「いのち」の本です。


関係イベントのご案内(終了しました)
本の紹介キャンペーン

学校や子どもたちに本を届けていただくことを願い、サポーター価格(事務局補助)でご購入いただけます。

期間 2019年3月~6月末日まで
申込方法 概要はこちらのチラシをご覧ください

▶︎ 本の申し込み ご案内

 

「いのちの授業」づくり実践セミナー

本を活用した、カリスマ教師により教師のための授業づくり実践ノウハウを伝授しました。(満員御礼、終了)

開催予定 名古屋=5月26日(日)13:30~16:30頃
東京 =7月27日(土) 〃
京都 =8月03日(土) 〃
申込方法 こちらのチラシをご覧ください

▶︎ セミナーの申込方法のご案内

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